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25 / oct / 2000
=== 食欲の秋 ===![]()
久しぶりの更新です。
早いもので、何時の間にか夏が終わっていた。
東京よりも冬の訪れが1ヶ月早いParisは、今紅葉が真っ盛り。 とは言っても、フランスにはモミジが無いので、赤くなる木は少なく、ちょっと物足りない感じ。
そして、紅葉真っ盛りと言うことは、それだけ東京よりも寒いと言うことで、東京の最低気温が Paris の最高気温といったところ。 オーバーコートは既に当たり前。
ただ、寒くなると食べ物が美味しくなるのは何処も同じで、キノコや焼き栗、牡蠣など、これからが食べごろになる。 フランスは食料自給率が世界一の国なので、やはり食べ物に関しては豊富だし、しかも安い。 最も安く食べられる学食は普通の人でも利用可能で、1食当たり約15Fなので、今のレートで換算すれば約220円で一応フルコースが食べられる。 但し味は良くない。
また、日本では誤解されていると思うが、フランスでも米は作られていて、その種類も長いのから丸いのまでいろいろとあり、短めの米を使って炊き立てで食べれば、日本の米のように食べられる。 しかも1kgで50円程度。 ただ、フランス人にしてみれば米は主食ではないので、肉や魚の付け合せとしてしか出てこない。
日本では寒くなってくると、スープの付いたラーメンや鍋物を食べるが、フランス料理には鍋はあるが、さすがにラーメンはない。 なので、アジア系の人を中心に、ラーメンの代わりに旧フランス植民地であるベトナム料理の PHO(フォー)を食べる。 これはビーフンのような米から作った白い麺で、中には肉団子などが入っていて、さらに生もやしや香草を乗せて食べる。 Paris 13区の中華街で Tolbiac と Choisy の通りの交差点近くに有名な店があるが、名前を忘れてしまってここに書けません。
そして、旧植民地料理といえば、やはりモロッコのクスクスが有名。 これも安くてお腹いっぱいになるのでお勧め。 でも、このクスクス、モロッコに旅行に行った時に食べて以来、暫らく食べなかった。 というのは、おそらくスープの汁が足りなかったのか、パサパサしていて全然美味しくなかったから。 それで Paris に来てからも暫らく食べなかったのだが、友人が皆好きなので、そんなに美味しいものだったっけ? と食べに行ったら美味しかった。 モロッコで食べたのが不味い店だったのか、Paris の店がフランス人向けに味を変えてるのかは分からないけれど、今では自分で作る程だ。
と、やはりフランスは他のラテン系の国と同様、食文化が豊かであり、ここに住んでしまうと、アングロサクソン系やゲルマン系の国には住めなくなってしまう。 それでも魚は海に囲まれた日本がダントツで美味い。 同じく海に囲まれて、一時期には7つの大洋を制したアングロサクソン系の国が食べ物が不味くて有名なのは何故だろう?